子どもたちの独立で久々のひとり暮らしをすることになり、軽トラック2台分の荷物を処分をしてコンパクトな物件に住み替え。インスタグラムで発信する「もたないおひとりさま生活」が、幅広い世代の共感を集めているようさん(現在50代)。ここでは、厳選したお気に入りに囲まれたようさんの暮らしを切り取った著書『50代、賃貸ひとり暮らし。 ものを手放して見つけた、 私らしい日常』から、家具選びで重視していることについて抜粋して紹介します。

無印良品のベッドとようさん
ひとり暮らしになったようさん(50代)。家具選びにも変化が
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部屋を広く見せる家具選びのコツ

ようさんの薬箪笥

家族と暮らしていた家から持ってきた家具は、寝室にある薬箪笥(くすりだんす)と長持(ながもち)、リビングにあるチェストの3つだけ。それ以外は、新居で新しい家具を買いそろえることにしました。

先にお話ししたように、引っ越し直前まで家の片付けをしていたので、新しい家の準備がまったく追いつかなくて…。引っ越してから、少しずつ部屋を整えていきました。

新しい家具をそろえるにあたって意識したことは「家具の背の高さ」です。コンパクトな部屋を広く見せてくれるものを選ぼうと思い、背が低くて、圧迫感のない家具を探しました。

家具を探すときに見ていたインテリアブランドは、主に「モモナチュラル」や「無印良品」、「リセノインテリア」など。ものを増やしたくなかったので、本当に必要最小限の家具を買いました。

●「無印良品」のベッド

無印良品 ベッド

ベッドは「無印良品」のヘッドボードがないシンプルな木製フレームをチョイス。脚の高さは3種類から選べるのですが、いちばん低い12cmにしました。ベッド下に掃除機がギリギリ入ります。

●「モモナチュラル」のダイニングテーブルと「カール・ハンセン&サン」のチェア

モモナチュラルのダイニングテーブル、カール・ハンセン&サンのチェア

ダイニングテーブルにはダイニングチェアを2脚。1脚は背もたれがあるチェアを選び、もう1脚は背もたれがないスツールタイプにしました。これだけでも空間が広く見えます。

●「モモナチュラル」のソファ

モモナチュラルのソファ

リビングに置いた「モモナチュラル」のソファは背もたれが低く、片側だけにひじかけがあるタイプ。すっきりしたデザインがお気に入りです。