DIYなら微妙なニュアンスの色にペイントできる

このままだと味気ないので、ペインティング。

「わが家のインテリアは、高級感を醸し出せるダークカラーをアクセントにしています。このチェストもそのアクセント家具にするつもり」

カラー
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使用したのはダイソーの防カビ水性塗料のチョコブラウンとブラック。刷毛もダイソーのものです。

「真っ黒だと少し重く感じるし、悪目立ちしてしまいます。だから2色を混ぜて限りなく黒に近いダークブラウンに仕上げました。好きなニュアンスに調節できるのも、DIYならではの魅力ですね」

取っ手をチェンジし、ツヤ感をプラスして完成

最後に野村さんがこだわったのは、ツヤ感をプラスすること。

「大人世代のインテリアは、どうしてもシンプルでナチュラルにまとまってしまいがち。ツヤっぽさを加えると、ぐっとあか抜けます。でも、DIYのグロス塗料だと逆にチープに見えてしまう危険が。だから塗料はマットにして、取っ手にツヤ感を加えることにしました」

インテリア

もともとついていた木製の取手を外し、アンティーク風の金属素材にチェンジ。セリアで購入したので、6つでたった660円しかかかっていません。

「リーズナブルな家具を好きにアレンジすることで、家の雰囲気をさらにアップデートすることができました。心地いい暮らしに、家の古さは関係ない。自分でつくり上げていくことが大事なのだと考えています」