DIYなら微妙なニュアンスの色にペイントできる
このままだと味気ないので、ペインティング。
「わが家のインテリアは、高級感を醸し出せるダークカラーをアクセントにしています。このチェストもそのアクセント家具にするつもり」
すべての画像を見る(全7枚)使用したのはダイソーの防カビ水性塗料のチョコブラウンとブラック。刷毛もダイソーのものです。
「真っ黒だと少し重く感じるし、悪目立ちしてしまいます。だから2色を混ぜて限りなく黒に近いダークブラウンに仕上げました。好きなニュアンスに調節できるのも、DIYならではの魅力ですね」
取っ手をチェンジし、ツヤ感をプラスして完成
最後に野村さんがこだわったのは、ツヤ感をプラスすること。
「大人世代のインテリアは、どうしてもシンプルでナチュラルにまとまってしまいがち。ツヤっぽさを加えると、ぐっとあか抜けます。でも、DIYのグロス塗料だと逆にチープに見えてしまう危険が。だから塗料はマットにして、取っ手にツヤ感を加えることにしました」
もともとついていた木製の取手を外し、アンティーク風の金属素材にチェンジ。セリアで購入したので、6つでたった660円しかかかっていません。
「リーズナブルな家具を好きにアレンジすることで、家の雰囲気をさらにアップデートすることができました。心地いい暮らしに、家の古さは関係ない。自分でつくり上げていくことが大事なのだと考えています」