シニアになると、自由な時間が増え、気軽に買い物を楽しめるようになります。でもその一方で、「買ったはいいけど使わなかった」「収納場所に困る」なんてお悩みも。ムダ買いしていては節約になりませんし、収納的にもマイナス。そこで、暮らしや生き方のヒントをYouTube「60歳からの幸せライフ」で発信しているライフさんから、買い過ぎを防ぐ秘訣を伺いました。
すべての画像を見る(全7枚)買い過ぎ防止は日々の小さな工夫から
「これ、便利そうだから買っておこう」「安いし、とりあえず…」そんな理由で適当に買ったものが、結局ほとんど使われず、収納の奥に眠っていませんか?
自由きままに買い物をしてきたシニア世代は、これまでの習慣でついものを増やしがち。でも、収納スペースにも限りがあり、管理が大変になることも。
必要なものだけを買い、スッキリとした暮らしを続けるためには、ちょっとした意識の変化が大切です。今回は、買い過ぎを防ぐための具体的な方法を3つご紹介します。これからはムダな買い物をやめて整った部屋、そして貯まる家計に。
1:買う前に本当に必要かしっかり考える
お店やネットで「これはよさそう」と思って衝動買いしてしまうと、後から「やっぱりいらなかったかも」と後悔することがよくあります。これを防ぐには、買う前に「本当に必要なものか」をしっかり考えることが大切です。
具体的には、「これを買わなかったら困る?」と自分に問いかけるのが効果的。すぐに答えが出ないなら、一度その場を離れてお茶でも飲みながらひと息つきましょう。自分の部屋を思い出して、同じようなものがないか、なにかで代用できないか考えるのもいいアイデア。
そうやって時間をおいてみると、「なくても大丈夫」と思うことが意外と多いものです。
一度手に取っても、すぐに買わず、じっくり考えるようにすると、それだけで衝動買いがかなり減ります。
2:「とりあえずストックしておく」をやめる
前項では衝動買いについてお伝えしましたが、続いて買い物についての一生使える考え方です。
今すぐ必要でなくても、「とりあえずストックとして買っておく」のは、結局ムダ買いの原因になりやすいもの。とくに、セール品や限定品、「今買えばオマケがついてくる」「今だけ安い」というものは「買わなきゃ!」と焦ってしまいがちですが、本当に必要かどうかは、落ち着いて考えてみましょう。
そこでおすすめなのが「保留期間」を設けること。たとえば、買わなきゃと思っても、最低でも数日から1週間は待ってみる。家のストックがダブついていないか、使用期限までに使いきれるのか確認してみる。
メモに書いておいて、後で「やっぱり必要!」と思えたら買う。オマケがなかったり、価格が安くなくても欲しいと思えるなら買ってもいいもの。そうでないなら、それは今なくても困らないものです。この方法を続けると、ムダな出費がグッと減りますよ。