キッチンや洗面所などの床材として多く使われるクッションフロア。よく見るとポツポツとした黒ずみが蓄積…なんてことも。そんなときに便利なのが「アルカリ電解水」です。ここでは、ガンコな黒ずみを簡単に落とす方法や、そのほかの「アルカリ電解水」を使った掃除術について、クリンネスト1級のせのお愛さんが解説します。
すべての画像を見る(全7枚)「アルカリ電解水」で、ガンコな黒ずみがスッキリ
サッと水ぶきするだけで、簡単に掃除ができると言われるクッションフロア。お手入れがしやすいものの、いつの間にか表面の凸凹に汚れがたまって黒ずんでしまうことも…。
この黒ずみの正体は、油はねや食べこぼし、足裏の皮脂、ホコリなどが混ざったもの。積み重なると、なかなか水ぶきだけでは落とせません。
そんなガンコな黒ずみに効果的なのが「アルカリ電解水」です。アルカリ電解水とは、強いアルカリの性質をもつ水溶液のこと。成分のほとんどが水でできていて、安全性が高いのが特長です。
油汚れや皮脂汚れといった酸性の汚れに強いので、クッションフロアの黒ずみを落とすのにぴったり! 見違えるほどキレイになりますよ。
「アルカリ電解水」を使った床の掃除方法
まずは、掃除機で表面のゴミやホコリを取り除きます。いきなり水や洗剤を使うと、汚れが床にベチャッとはりついてしまうので、この最初のステップは重要です。
次に、アルカリ電解水を黒ずみ部分に吹きかけて、やわらかいスポンジでクルクルとこすります。汚れが凸凹に入り込んでいる場合は、ブラシを使ってやさしくこすりましょう。
クッションフロアが傷つかないよう、必ず毛先のやわらかいブラシを使ってくださいね。
ゴシゴシ力を入れなくても、アルカリ電解水の力でみるみる汚れが浮いてきますよ。浮いた汚れをふき取れば、黒ずんでいた部分は見違えるほどピカピカに! 掃除前と比べると、違いは一目瞭然です。