相次ぐ値上がりで献立を考えるのもひと苦労ですが、魚のアラなら節約メニューが完成! ここでは元祖節約主婦として知られる50代の若松美穂さんが、鮮魚専門店「角上魚類」で見つけた格安マグロ、鮭、エビのおいしい食べ方を紹介します。

写真:魚のあら
魚のアラは簡単アレンジで絶品おかずに変身!
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「角上魚類」でマグロと鮭のアラを買った

物価高の昨今、お米もお野菜も高いですよね。買い物に行っても、商品に手を伸ばしては引っ込めることがしばしば。しかし、これを見つけたらササっと手が伸びるというものがあります。

それが魚のアラです。海なし県の埼玉には「角上魚類」という鮮魚専門の大きなチェーン店があり、そちらで買ったものです。価格もお手頃ですし、ひとパックの量もスーパーなどに比べて多めに入っています。基本的に捨てる部分が少ないのが魅力です。

マグロのアラは焼いて「そぼろ」風に

写真:Eマグロ1

今回購入したのは、本マグロのアラ237円と銀鮭のアラの西京漬け397円。写真にはないのですが、鯛の頭は焼くだけでおかずになるので、1尾分150円くらいまでであればよく買います。

写真:Eマグロ2

マグロは臭みを取るため、ザルに広げてお湯を回しかけます。

写真:Eアラを焼く

私の場合はそのあとにフライパンで焼いて、出た油はキッチンペーパーでふき取ります。焼きながらほぐし、大きな骨があれば取り除いておきます。

いつもは簡単に味つけできる麺つゆを利用することが多いのですが、今回はバンバンジーのタレが余っていたので、ショウガと豆板醤(トウバンジャン)を加えて中華風に。この味でなくちゃ! と固定せず、残っている調味料で料理を楽しむのがわが家流。調味料の無駄も省くことができて一石二鳥です。

写真:Eマグロ4ご飯にのっける

ちなみに私は、マグロをご飯にたっぷり乗せていただくのが好きです。こちらにレトルトみそ汁を添えれば、簡単でおいしい献立の完成です。