いつまでも美しくいるためには、毎日の食事の積み重ねに加え、咀嚼とバランスも大切です。今回は、健康やダイエットの栄養指導を続けている管理栄養士の萩野祐子さんに、今すぐ取り入れたい食べ方を教えてもらいました! 年齢を重ねても幸せに生きるヒントも満載ですよ。

ご飯を食べる女性のイラスト
健康とキレイの土台をつくる食習慣
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食べ方を見直すと、歳を重ねてもキレイな人に

管理栄養士の萩野さんがもっとも大切と話すのは1日3食抜かずによくかんで食べること。

「かむと唾液や胃腸の消化酵素がしっかり分泌され、腸内環境が整って代謝がアップ。また、唾液には肌と髪を若々しく保つ成長ホルモンが含まれるため、咀嚼はキレイに直結するのです」

併せて、ご飯をしっかり食べることも大切だそう。

「糖質オフのためにご飯を控えるとおかずの量が増え、結果、脂質過多になりがち。ご飯は腹もちがよく、脂質が少なくて食物繊維が豊富な優秀食材。ご飯6対汁物を含むおかず4の割合を目安にすると、体が整いますよ」

いつまでも若々しくいるためのポイントとは?

しっかり味わっていますか? かむ回数を増やして速食いはやめること。

●消化しやすい体になり腸内環境が整う

最初は100回、2口目からは30回かむことを意識して。

「口と胃腸は繋がっています。かむ回数を増やすと、消化のスイッチを押す効果も。消化酵素の分泌が行われ、お通じも出やすくなります」

●表情筋が鍛えられてリフトアップ効果も

よくかむと口回りの筋肉が鍛えられて、頬やあごのたるみの引き締めや、口元のリフトアップに。

「自然とフェイスラインも引き締まっていき、毎日鏡を見るのが楽しみになりますよ」

ご飯とおかずはバランスが大切!

ご飯とおかずは6対4のバランスで。適切な量を理解して3食しっかり食べることが大切。たとえば、以下のような食事を心がけてみて。

理想的なご飯のイラスト

・主菜
タンパク質を含む片手 1杯分のおかず

主食
中盛りのご飯

・汁物
野菜たっぷりのみそ汁