里親へ譲渡されるのは、人なれした猫だけ
すべての画像を見る(全4枚)「catloaf」では、現在44匹の猫を保護しています。保護された猫たちは、病気やケガ、人嫌いを克服したら、やがて里親さんへと譲り渡されていくのだとか。
「基本的に、人になれていない猫を譲渡することはありません。仮に譲渡しても、“家庭内野良猫状態”になってしまうので、人にとっても猫にとってもよいことはないと思うので…。
また、人にはなれていても、ほかの猫との相性もあります。『この猫はまだ人と暮らすには早いな』『先住猫がいる場合は相性が悪いかも』と思ったら、『この子を譲り受けたい』と言われても、時間を置くようにしています」
“シャーシャー猫”として人気のチャイさんも、そのうち譲渡される日が来るのでしょうか?
「今後、チャイさんが人なれしてくれたら、可能性はあります。ただ、チャイさんにはメイさんという仲よしのお姉さん猫がいるんです。離れ離れにするのはかわいそうなので、2匹とも一緒に引き取ってくれる方がいたらいいなと思っています。
もっともチャイさんは、全然人なれしてなさすぎて、まだカフェデビューもしていません。だから、かなり遠い道のりですけどね(笑)」
『保護猫チャイさんの日常』(扶桑社刊)では、ひと目を避けるように、薄暗い駐車場の片隅に子猫と暮らしていたチャイさんが『保護猫カフェcatloaf』の一員となってから1年半の記録が紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね。