食事回数が多いほど疲れがたまりにくい

なぜなら食事回数が多いほど、血糖値が安定しやすくなるので、間食は大丈夫。血糖値が安定すれば疲れがたまりにくく、健康にもよいのです。

1食抜くと、「昼を抜いたから総カロリー数も減っているはず」と思うかもしれませんが、空腹からドカ食いすると、血糖値スパイクが起こり、疲労感、眠気から集中力がきれてしまうことに。そうすると、気合を入れるために栄養ドリンクやジュースなどを飲み、血糖値スパイクが起こって疲労感…という悪循環に陥ります。

しかし、間食はなにを食べてもいいわけではありません。メロンパンなどの菓子パンは血糖値を爆上げしますからNGです。

<牧田メソッドでおすすめの間食>

1:無調整豆乳
2:高カカオチョコレート(カカオ成分72%以上)
3:チーズ
4:ナッツ類

空腹はがまんしてはいけません。食事は3食のみ、ということにこだわりすぎると、空腹後のドカ食いで自己嫌悪に陥ることになります。

したがって、がまんしないで「ちょこちょこ食い」が正解です。気をつけたいのは、普段から3食をガッツリ食べている人が間食すること。これは明らかに食べすぎですからご注意ください。

カロリーが高いからと制限されるのがアルコールです。ところが「白ワインを飲むと血糖値が下がる」というデータがあります。ワインは血糖値を下げるので太りません。太るのはビール、日本酒、カクテル、梅酒で、ウイスキー、ジン、焼酎、糖質オフビールはOKです。お酒をうまく選んで、食事の楽しみにしてみるとよいでしょう。

※ 本記事は、『まんが 疲れの原因は糖が9割 健康診断ではみつからない不調の正体』より一部を抜粋し、再編集しています