「クローゼットはパンパンなのに、『着たい服』がない」。そんな悩みの解決策の1つが、手もち服を思いきって減らす方法です。整理収納アドバイザーで、インスタグラムやYouTubeでミニマルな暮らしを発信するぴーこさん(30代)の夏服はたった「8着」。衣替えは1分で完了するというぴーこさんに、少ない服でおしゃれを楽しみながら快適に暮らすコツをお聞きしました。

クローゼット
夏服は8着だけ!
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お気に入りの8着でクローゼットは稼働率100%

8着

ミニマリストになる以前は、「服はあるのに、着たい服がない」と思っていました。

3段の衣装ケースを2個も重ねて、服をぎゅうぎゅうにつめこんでいたのですが、「安いから買った服」「流行(はや)っているから買った服」「タグがついたままの服」を手放した結果、お気に入りの服だけが残り、今年の夏は8着で過ごします。

8着の内訳は、

・Tシャツ2枚(白、黒でどちらもユニクロ)

・パンツ2本(黒、グレー、通年着用でこちらもユニクロ)

・黒のワンピース1枚

・サロペット2枚(黒、デニム、通年着用)

・白のトップス兼羽織り1枚

の8着です。

少ない服で過ごすいちばんのメリット

服が少ないと、コーデに悩むことがなくなります。

すぐ着る服が決まるので、その分別のことに時間を使えるようになりました。

また、8着だと着ない服がなくてまんべんなく着られ、Tシャツなどは1シーズンでしっかりくたびれるので、役目を終えた服は潔く手放せます。

おしゃれをあきらめたくないから服の数を絞る

クローゼット前に立つ女性

ミニマリストだと服を固定化して着まわしている方もいますが、私はファッションの選ぶ楽しさは残したいなと思っているので、コーディネートを決めてはいません。

ただ、洋服がありすぎると選択肢が増えてしまうので、悩まず決断できる「2択」にしています。
たとえば、サロペットを着ようと思ったときは黒かデニムか、それに合わせるTシャツは白か黒か、というような選び方です。
服の数をしぼったことで、「このコーディネート失敗した」と思うこともなくなりました。