毎日ある家事をどうやってこなしていくか、いかに時短するか。多くの方が悩むポイントではないでしょうか。50代の建築カラープランナー・野村恭子さんは「家事が好きではない」と公言。できるだけ手放し、好きな仕事やプライベートの時間を確保するよう努めています。野村さんが手放した家事や、手放し方について話を伺いました。
すべての画像を見る(全5枚)家事は、必ずしも自分でしなければならないものではない
野村さんは48歳で起業後、建築カラープランナーとして住まいづくりのサポートをしています。家庭では2人のお子さんを持つ母、そして妻としての役割を果たしていますが「実は、家事は大嫌い」だと話します。
「なかでも、掃除がとくに苦手。嫌いだと思うと気分が乗らないし、そもそもあまり時間と手間をかけたくないのです」
それでも掃除しなければならない場面はいくつもありますが、野村さんは最低限の手間で抑えているそう。
「子どもは大学生になり、床に大きなゴミが落ちていたり極端に汚れたりするようなことはなくなりました。だから今は、部屋掃除を掃除ロボットにほぼ任せています」
床ぶきロボットを掃除機代わりに
野村さんが普段使っているのは、床ぶきロボットの「ブラーバジェット240」。
「ブラーバジェットは床を水ぶきするのに使う人が多いと思いますが、ドライシートを装着することもできます。だから私は掃除機のようにして活用しているんです。もう8年ほど前からずっとこのスタイル。掃除機はラグのホコリを吸いとるくらいにしか使っていません」
外出前にブラーバジェットをセット。野村さんが出かけている間に掃除完了です。
家にいる時間は「あれをやらなきゃ」「これをやらなきゃ」と家事に追われがちですが、野村さんは基本的に家電任せ。読書やSNSチェックに時間を割くことができているといいます。