食費を節約しつつ、おいしいご飯を食べられる「まるごと冷凍弁当」のレシピを紹介します。ここでは、管理栄養士の資格をもつ料理家・おすぎさんが「鶏と野菜のさっぱり塩麹炒め」を直伝。おいしく食べるコツも一緒に教えてもらいました。

テーブルの上に並べられた食材
この食材で絶品冷凍弁当が完成します!
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冷凍弁当の3つの魅力とは?

つくりおきが可能な冷凍弁当にはメリットがたくさん。

●1:1食約150円でつくれる

【材料費】

  • 鶏胸肉 3枚 ¥590
    タマネギ 1個 ¥57
    シメジ 1パック ¥100
    トマト缶(ホール)1缶(400g) ¥119
    ブロッコリー 1株 ¥239
    長ネギ 1本 ¥66
    レンコン 1個 ¥184
    ピーマン 3個 ¥143
    合計 ¥1498

ほかのメニューもあわせて5食分×2人、計10食分つくって、食材費は1498円! 鶏胸肉などの節約食材を上手に使えば、無理なく食費を抑えられます。

●2:食材をムダにしない

まとめて仕込んで2週間保存できるから、食材ロスがでません。また、1食分ずつに分けることで、解凍後のムダが出にくいのもポイント。

●3:外食の回数が減る

おうちランチや、疲れてなにもつくりたくない日の晩ごはんとしても重宝。外食はもちろん、コンビニに行く回数が大幅ダウン!

1食当たり165円!鶏胸肉は塩麹でやわらかく

タッパーに入った鶏と野菜のさっぱり塩麹炒め

塩麹でしっとり&やわらか、うま味もアップ!

●鶏と野菜のさっぱり塩麹炒め弁当

【材料とつくり方(2人分)】

(1) 鶏胸肉200gはひと口大に切り、塩麹20gをもみ込んで10分ほどおく。ブロッコリー1/2個(100g)は小房に切る。レンコン1/2個(70g)は食べやすい大きさに切る。

(2) フライパンにサラダ油小さじ2を入れて中火で熱し、(1)の鶏肉を皮目から焼く。焼き目がついたら上下を返し、(1)のブロッコリー、レンコンを加えてフタをし、3分ほど蒸し焼きにする。火がとおったら、砂糖小さじ1/2、塩ふたつまみを加えて味をととのえる。

(3) 保存容器にご飯160~170gずつを入れて冷ます。粗熱をとった(2)を等分にのせる。

[1人分474kcal/1食当たり165円]

塩麹がないときは水・塩・砂糖で代用

ジップロックに入ったブライン液と鶏胸肉

塩麹がなくても、ブライン液(水1カップ+塩・砂糖各10g)で代用可能。鶏胸肉を入れて冷蔵庫で2時間~ひと晩漬けて。