節約献立が人気の料理家りなてぃさん。今回は、節約の達人であるりなてぃさんに、買い物テクを教えてもらいました。その名も「アドリブ買い」! りなてぃさん流のアドリブ買いを実践すれば、食費がグングン下がります。アドリブ買いの秘密とポイントを解説します!

食品売り場でピーマンを持つりなてぃさん
りなてぃさんが教える買い物方法とは?
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“アドリブ買い”とは?

食品売り場で肉を選ぶりなてぃさん

献立と必要な食材のメモをベースに、スーパーで安い食材を見きわめ、献立に使う食材をアドリブで組み替える節約買い物術のこと。

買い物の仕方が食費節約に直結!

「食品価格が高騰している今、これまでと同じやり方では、予算内に収まらなくなってきたと実感。献立を工夫するだけでなく、買い物の意識を高めることで、1食の値段はまったく変わってきます」

と、りなてぃさん。以前より買い物の仕方に気合を入れるようになったそう。

「買い物には先に献立を決めてから行くのが鉄則。そうしないと、買いすぎの目安がつかみにくく、安さにつられてつい余計なものを買いがちです。そして、もし買おうと思っていた食材が予想より高ければ、同じメニューが可能な範囲で別の食材に置き換える“アドリブ買い”を実践。1食2人分なら500~600円ほどに収まれば上できです」

そんなりなてぃさんの買い物方法にも密着。まずは、3つの極意をチェックして“アドリブ買い”にそなえましょう!

極意1:「まとめ買い」=「節約」の考え方をやめる

拳を握るりなてぃさん

安いものをまとめ買いしても、使いきれなければムダに。

「必ず使うものだけを、計画的に安く買うようにしています」

●献立は主菜だけ決めてからスーパーへ

献立メモ
左側に献立、右側に買う食材をメモ。主菜だけでも具体的に書き、必要な分量も明確に。

冷蔵庫の残り食材を確認し、それを使いきる献立を考え、必要な食材をメモしてから買い物へ。

「まとめ買いする日数の主菜だけでも決めておくと、余計なものを買うのを防げます」

●「安い!」と思っても使いきれないなら買わない

野菜
サイズや鮮度に注意!

「安くても丸ごとの大根や白菜など、夫婦2人暮らしで使いきれない量の野菜や、使う予定のない葉野菜は傷んでしまうので買いません」

見きり品も当日使う予定がなければパス!