4:正門前、親子で持ち物チェックにワタワタ…

中学校の校舎
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入試当日は正門をくぐり、校舎へ入るところで保護者と別れる、という動線の学校で見たプチトラブルです。

正門で誘導の方が「受験票などは受験されるご本人が持つようお願いします」と定期的にアナウンスをしていました。すると、その度に正門から校舎までの間にぽつぽつと立ち止まる親子の姿が見られました。親子でカバンをごそごそとしていたので、おそらく入試で使うものを保護者が持っていたということでしょう。

家を出るときバタバタしていた、一時的に預かっていたなど事情はさまざまだと思いますが、意外にも荷物の受け渡しが必要なケースは多かったようです。

対策としては、入試で必要なものはすべて本人が持っていくというのが確実ですね。

5:朝は待てる場所が見つからない

これはもう付き添いの保護者目線なのですが、子どもを受験校に送った後に待つ場所を探すのに苦労しました。

保護者用の待機所を用意してくれる学校も多いですが、飲食禁止であったりおしゃべりしている他の保護者が気になったりと、私は外へ出たかったのですよね。しかし、学校の最寄り駅には待てるような飲食店がなく、電車で2駅のターミナル駅へ行ったものの今度は開いているカフェがすべて満席……。入試は朝が早く、ファストフード店はもちろん、カフェにも開店前というところが多いのも困りました。

入試に挑む子ども本人とは関係のないことですが、付き添いをする保護者としては寒い中知らない街を歩き回るのはトラブルの一種でしたね。最寄り駅やその周辺で、あらかじめ待てる場所をいくつかピックアップしておけば良かったと思っています。

致命的ではないものの、小さなトラブルは入試につきものです。あらかじめ備えられるならそうしておきたいですが、大事なのは当日に何があっても落ち着いて対処することだと思います。

時間や持ち物でのトラブルはまず学校に連絡するなど、きちんと対処すればほとんどの場合はなんとかなります。

これから受験するお子さんとその保護者さんは、トラブルがあってもあわてず落ち着いてくださいね。お子さんが最善をつくし、よい結果が得られますように!