壊れても修理しやすい。人への思いやりも

シンク下の修理しやすい工夫
すべての画像を見る(全10枚)

2つ目のポイントは可能な限り汎用品を使うこと。システムキッチンでは、ある部分が壊れた際に、周辺一式を交換しなければならない場合もあります。一方で造作キッチンなら、メンテナンスのことも考えて製作すれば、壊れた箇所ごとに部品交換や補修が可能です。

わが家では、金物やヒンジ、取っ手などについて、できるだけ特殊なパーツの使用を避け、汎用品を採用しました。これにより初期コストを抑えることができ、かつ将来的なメンテナンスコストの軽減にもつながっています。

写真は、シンク下の配管を隠す幕板を取り外したところ。丸ごと取り外しが可能な設計なので、浄水器カートリッジの交換や、万が一のメンテナンス時にもストレスを感じません。

キッチンのディテール

わが家のキッチンには、職人さんの細やかな技が散りばめられています。

たとえば、カウンター天板。角にはゆるやかなアール(写真)がついています。子どもが頭をぶつけてもケガをしないように…。そんな気づかいを感じます。