梅酒飲み比べと、絶妙なボリューム&豊富な品数のお食事

そして夕食の時間です。夕食は和食懐石、梅の郷なんで、食前酒は梅酒です。「梅酒蔵おおやま」という、この旅館に併設された梅酒蔵で造られた、2種類の梅酒の飲み比べができます。お酒が弱い私も梅酒は飲めるし、好きなんです。グイっとひと口、あらほっぺがじゅわっとしておいしい、これは飲んじゃうわ! というやつ!

驚いたのが、メイン料理、3回出てきました? っていうくらい、次から次へとメインらしきお皿が出てくるんです。牛タンステーキの後にさかなの焼き物、その後にしゃぶしゃぶが出てきたのです。どれも大変おいしく、これだけ食べたのにおかわりしたい! と思わせる味です。ひとつひとつの量も多すぎず少なすぎず、ちょうどいいんですよ。

夜の締めも朝の始まりも温泉。チェックアウトまで温泉

そしてお部屋に戻って、ここからは毎度毎度やっております、お湯に浸かって冷たいもん飲んで、またお湯に浸かって横になって、またお湯に浸かるを、何度もくりかえします。ぐっすり眠れそうです。グッドスリーピング! 22:30です、早い!

翌朝です。6:30には目が覚めました。まだあたりは暗いです。15分くらいすると朝もやの中にじわっと響渓谷が見えてきて、幻想的な水墨画のような景色が広がってくるのです。

またそれを見ながらお湯に浸かる、みんなこうして過ごしてますよね、温泉旅館行ったら! 何度も入るのがちょっとおかしい、みたいな空気にはなってませんよね? とにかくチェックアウトまで入り続けます。

友近の思い立ったらひとり旅』(新潮社刊)では、旅好きな友近さんのひとり旅の過ごし方や旅先でのエピソードなどを紹介しています。この本を読んだら、きっとあなたも旅に出かけたくなりますよ。

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