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面倒な大掃除ですが、年末までにすっきりさせたいという人も多いはず! そこで、掃除能力検定士、ジュニア洗濯ソムリエの資格をもつ“家事えもん”こと松橋周太呂さんに疲れない大掃除のコツと、玄関掃除の仕方を教えてもらいました。
※ 記事の初出は2023年12月。年齢を含め内容は執筆時の状況です。
今年は1日1か所で疲れずに大掃除をしよう
すべての画像を見る(全14枚)大掃除には手間と時間がかかるイメージがありますが、それは“思いこみ”だと家事えもんさんは答えます。
「たいていの汚れは一般的な掃除グッズできれいになるし、目立つ汚れだけを掃除すれば時間もかかりません。大掃除とはいえ、汚れていない場所まで掃除する必要はないんです。1日ですませる必要もないので、疲れるなら1日1か所ずつ掃除すればOK。なんだかやる気が出てきませんか?」
しかも、今回の掃除テクニックを定期的に続ければ、きれいな状態を保てるので、来年は大掃除が不要に!
「『今年が最後の大掃除』という思いでやりきりましょう」
早速、大掃除がラクになるポイントを教えてくれました。
●1:洗剤は家にあるものでOK
中性洗剤も塩素系漂白剤も、1種類ずつあれば十分。効果に大きな違いはないので、場所別に専用のものを用意する必要はありません。
●2:1日1か所ずつ掃除する
1日で全部すませようとすると、作業量が膨大で、始めるのが面倒に。1日1か所なら15~60分で終わり、気負わずに進められます。
●3:汚れているところだけを掃除する
汚れにくい場所とこまめに掃除している場所は、大掃除といえども掃除不要。目立つ汚れや普段スルーしている場所を中心に掃除して。
大掃除がラクになる掃除グッズ6つ
家事えもんさんが使用する掃除グッズを紹介します。
●中性洗剤
油汚れや皮脂汚れをよく落とし、掃除場所を傷めにくい。食器用洗剤1つで家じゅうに使える。
●塩素系漂白剤
水回りのカビやヌメリに効果的。使うときは換気とゴム手袋の着用が必須。酸性洗剤との併用はNG。
●酸素系漂白剤
ガンコな油汚れや水回りのヌメリの掃除に大活躍。お湯に入れてつけおきすると、効果がアップ。
●多目的クレンザー
シンクも鏡もこれでみがけばピカピカに。ペースト状で使いやすく、100円ショップで購入可能。
●アルカリ電解水
油汚れや皮脂汚れ、砂ぼこりなどさまざまな汚れに使えるうえ、2度ぶき不要で便利。
●重曹
弱アルカリ性で油汚れに効果を発揮。研磨作用もあるので、コゲを落としてピカピカにする効果も。