バスルームに「ものを浮かせて収納する仕組み」を取り入れると、掃除がラクになり、すっきりして衛生的な状態を保てます。1年前に注文住宅を建てた日刊住まいライターは、壁4面のどこにでもマグネットがつく仕様を採用。マグネット収納を駆使し、シャンプーボトルやイスだけでなく、掃除道具やオモチャまで、浮かせる収納に。詳しくレポートします。
すべての画像を見る(全10枚)バスルームでは、ものを浮かせて収納。壁4面を有効活用
筆者は夫と2歳の息子、0歳の娘の4人暮らし。1年前にハウスメーカーで建てた、2階建ての4LDKの家に暮らしています。
建築時、どのようなバスルームにするか、SNSなどで情報収集しました。そのとき気になったのが、壁全面にマグネットがつく仕様のバスルーム。スタイリッシュな見た目で、掃除がしやすそうなことにも魅力を感じました。
ハウスメーカーの担当者のあと押しもあり、浴室パネルにマグネットがつくパナソニックのバスルームに決定。ここからは、「ものを浮かせて収納する仕組み」を採用した、バスルームのメリットを紹介します。
動線に合わせた配置で入浴も掃除もスムーズ
マグネット収納が大活躍しているのがこの2面の壁です。入浴の際は、正面に鏡がくるように座り、体を洗っています。
右に手を伸ばせばウォッシュタオルやシャンプー、リンス、洗顔剤などすべてが手に取れるように。
そのとき使うものを鏡前のカウンターに出し、使い終わったら元の位置に戻す動線もスムーズ。入浴中の動線にあわせて、使いやすい位置に収納アイテムを設置できるので、ストレスを感じません。
オケやイスも使うときだけ壁から取って、使い終わったら元の位置に。こうすることで床やカウンターにはなにも置かなくなるため、掃除がスムーズに!
掃除道具もあまり目のつかない、カウンター横に浮かして収納しています。