今年の鍋つゆトレンドや、好みに合った鍋つゆを選ぶコツを紹介します。教えてくれるのは、食文化研究家・スーパーマーケット研究家で、テレビ番組の鍋つゆ特集にも登場したスギアカツキさんです。スギさんが今夢中になっているという、「西友」のプライベートブランドの鍋つゆをもとに解説してもらいます。

西友三軒茶屋店の鍋つゆコーナー
西友ではプライベートブランドだけで31種類もの鍋つゆがそろっています。(写真:西友三軒茶屋店)
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高コスパ&豊富なバリエーション!西友PBの鍋つゆ

冷え込む季節を温めてくれる料理と言えば「鍋もの」。最近では市販の鍋つゆを活用して、色々な鍋料理にチャレンジする人も増えていますよね。しかしながらスーパーに行くと、種類やサイズなどがたくさんあり過ぎて、なにを買ったらいいか悩んでしまうことも。

私が考える鍋つゆ選びの重要ポイントは以下です。

・種類が豊富
・トレンド味も楽しめる
・おいしくて、価格もリーズナブル

スーパーなどで鍋つゆを選ぶとなると、寄せ鍋やキムチなど安心する定番味がそろっているのはもちろんですが、使い続けるとだんだんマンネリ化してくるもの。なので、流行している新しい味にチャレンジできることもうれしいポイントになるでしょう。また、コスパ面での優位性も重視したいところ。おいしさを実感しながらも、できるだけ安く購入できることは、リピートする大きなきっかけになります。

これらをすべてかなえてくれるようなスーパーマーケットを探したところ、現状もっとも近いのが、西友のPB「みなさまのお墨付き」だと思います。そこで今回は、今年の鍋トレンドキーワード5つをお伝えしながら、それらに合ったおすすめ商品をご案内していきたいと思います。

辛い鍋の選択肢は、キムチ鍋だけにあらず

西友PB鍋つゆ
<左から>鍋つゆ 6種のスパイス&ハーブ チリトマト 580g(2人前)、鍋つゆ 2種のジャンのコクと旨み プデチゲ 580g(2人前) 各¥290

今年も引き続き熱狂的な人気を集めるのが「辛い鍋」。以前はキムチ味が主流で、海鮮キムチや濃厚味などバリエーションが広がりつつありますが、今年は辛味の世界に新星がたくさん現れています。

たとえば、西友PBの新商品「鍋つゆ 6種のスパイス&ハーブ チリトマト」は、ポークやチキンなどの肉のうま味を活かしながらもスパイスとハーブを効かせた洋風鍋。ソーセージやジャガイモなどを入れて新しい味わいを楽しむことができます。また韓国味を堪能したいなら、「鍋つゆ 2種のジャンのコクと旨み プデチゲ」がおすすめ。辛い鍋の選択肢が広がり、鍋の頻度が高まるご家庭は少なくないでしょう。

おひとりさま用鍋つゆが大充実。ミックスも楽しい!

myこなべ鍋つゆシリーズ
「myこなべ」シリーズは全8種。価格は¥236

続いて注目したいのは、ひとり鍋のバリエーションがさらに豊富になっていること。ひとり暮らしの方はもちろん、朝食の汁ものとして豆腐を入れたカンタン鍋をつくるなど、活用シーンが広がっているのです。そんなときに便利な西友の「myこなべ」シリーズは、全8種のラインナップ。

私のおすすめは、「myこなべ 鍋つゆ 粉末タイプ 牛だしにんにく」(1人前×4回分)と「myこなべ ゆず香る鯛だし」(1人前×4回分)です。自分でつくるのが難しい味かつ、ほかの味とミックスすることで新たなおいしさを発見でいるのが魅力です。たとえば、「キムチ+牛だしにんにく」といったように、自分好みの組み合わせを探してみると、これまで以上に楽しい鍋ライフがはじまるでしょう。