家族にとっての服の適正量や快適な収納方法を確立し、収納スペースが少なくてもラクに片づく仕組みについて紹介します。夫と3人の子どもと暮らす、ライフオーガナイザー2級のharuさんは、服を減らしたことで衣替えが不要になるなど、クローゼットがすっきり整ったそうです。詳しく語ります。
すべての画像を見る(全4枚)服を「年間40着」に減らし、快適なクローゼットに
以前はクローゼットに服が入りきらず、衣装ケースにシーズンオフの服をしまっていた私。シーズンごとに衣替えをするのがとてもおっくうでした。
「それならば、服を減らしてひとつにまとめればラクなのでは?」と、服の見直し&手放すことを決意。現在は夏服と冬服合わせて40着ほどに減らし、クローゼットにすべて収まるようになりました。夫も同じく、自分のクローゼットに手持ちの服をすべて収納しています。
大量の服を手放したものの、たくさん服を持っていた頃と満足度は変わりません。今までは、タンスの肥やしを持ち続けていただけだったんだと痛感しました。
それからは、服を購入するときはクローゼットに服が入るかを考えるようになり、「安いからとりあえず買おう」ということが減りました。ひとつひとつ吟味して買うようになったので、クローゼットの中はお気に入りの服だけに。衣替えもしなくて済むようになり、一石二鳥! 快適なクローゼットになりました。
子ども服の収納は、それぞれの部屋に合わせて工夫
わが家の3人の子どもたちは、息子が1部屋、娘2人が1部屋を使っています。
中学生になった息子は、私服のほか制服や部活動で着る練習着やユニフォームなど、さまざまな服を持つようになったものの、着る機会が少ない私服は大幅に減らしました。
制服やよく着る洋服はドア裏にフックを取りつけ、帰宅後すぐにかけられる仕組みに。私服や練習着などはすべて収納ボックスに入れています。息子も衣替えの必要はありません。
小学生の娘2人は、部屋にある1つのクローゼットを2人で使っています。娘たちの洋服は、すべて入りきらないためシーズンごとに衣替えをしていますが、まだ洋服のサイズが毎年変わるため、衣替えをするタイミングでサイズアウトの確認をしています。手間はかかりますが、着られなくなった洋服の整理が定期的にできているのでよしとしています。