4:陽を浴びて、散歩して、0円で病気予防

朝散歩は週末のルーティン
朝散歩は週末のルーティン。緑が匂い立つ樹々の中を歩くだけでも心地よい
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健康を保つためには栄養のある食事、質の高い睡眠、適度な運動。専門家が口をそろえて推す、耳タコアドバイスです。でも、私もそのとおりだと思っています。

朝に日光を浴びると、セロトニンと呼ばれるホルモンが分泌されて心身がリラックスする、ということは広く知られていますね。実際、本当にそうだと感じます。週末、晴れた朝に公園を散歩していると、精神が安定するというか、解放されるというか…。

なんとなくだるいと思う日も、陽射しの下、緑深い樹木の中を歩いているうちに、体と心が元気を思い出すような気がします。植物のフィトンチッドという香り成分には、ストレスを軽減する効果があると言われていますし。

私はかつて、仕事が多忙で精神を崩して心療内科に通っていた時期がありました。気質に合わない責任の重い仕事を手放して、定期的に自然に触れる生活の中で、健やかさが戻ってきたように思います。

ある程度運動すれば、疲れて夜もぐっすり。動くことで睡眠の質も自動的に上がります。節約きっかけとはいえ自炊で栄養バランスも保たれていますし。私の病気予防、現在、その費用は0円です。

5:ジム通い時代のメニューを宅トレで再現

宅トレ
ジム通いをやめてから宅トレで運動習慣をキープ

健康のためというより、体を動かすことがもともと好きで、社会人になった20代から、ジム通いを続けていました。エアロビクス、ダンス、ヨガ、ストレッチ…、多忙な仕事の合間をぬっては、クラスに参加。

どの仕事よりも長く続いていたジム通いでしたが、昨今の流行り病の影響でスタジオが閉鎖すると同時に退会。ひとまず、一時しのぎとして宅トレをはじめました。そして、YouTubeでプログラムを検索してみたら、その充実ぶりにびっくり。ジムでおなじみのインストラクターのレッスンまでもヒットし、速攻でハマりました。

ただ、エクササイズ動画中の広告だけは耐えられず、早々とYouTubeプレミアムに登録。遮る広告なしでプログラムを満喫中です。サブスクはお金がかかりますが、ジムの料金に比べたら、費用は10分の1程度。もちろん、スタジオレッスンのように、大勢で動く楽しさは体感できませんが、宅トレは、行き帰りの時間やウェア準備の手間がないだけに気軽。継続には、少々意志力が必要ですが、そこは好きでカバーしています。

ストレッチに関しては、歯磨きレベルで20代の頃からの毎日習慣です。ジムで行っていたプログラムを組み合わせて、自己流の10分メニューを入浴後に。1日に1回、硬くなった筋肉や筋を伸ばすと、体がほぐれますし、柔軟性も保たれます。おかげで60代になった今も、肩こりや腰痛もありません。とても安上がりなケガ予防です。