保湿の要となる乳液とクリーム。ただ「塗ればOK」ではなく、肌質に合わせて選ぶとスキンケア効果が高まります。ここでは皮膚科医の小林智子先生が、肌質に合わせた正しい保湿剤の組み合わせと、肌トラブルに悩むESSE読者の疑問にお答えします。

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スキンケアの効果を発揮させる「乳液&クリーム」の使い方は?
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肌タイプに合わせた乳液&クリームの使いこなし術

乳液やクリームをやみくもに重ねるのではなく、肌タイプに合うものを適量使用するのが正解!

まずは洗顔30分後の肌を見て、状態のチェックから始めてみましょう。

●皮脂が多くテカってくる【オイリー肌】

化粧水+乳液でOK。十分に皮脂があるため油分は控えめにするのが基本。化粧水のあと、油分少なめの乳液で保湿がおすすめ。

●Tゾーンがテカってくる【混合肌】

化粧水&乳液のあと、乾燥部分にクリームの追いたしを。全顔に化粧水&乳液のあと、皮脂が少ない部分(目元や口元)にクリームを追加。

●つっぱってくる【乾燥肌】

化粧水のあとに乳液とクリームのダブル使いを。皮脂が少なく乾燥しやすい肌。化粧水後、乳液をつけ、さらに乾燥しやすい部分にクリームをたしてみて。