美肌をキープしたい人の悩みを皮膚科医が解消!

ここからは乳液&クリームの疑問について、小林先生に教えてもらいます。自分に合った乳液やクリームの賢い選び方を知って、乾燥しやすい秋冬も美肌をキープしましょう。

●Q. 顔用のものをボディに使ってもOK?

A. OKです! が、ボディ用を顔に使うのは注意

顔用を体に使っても問題はなし。

「ただし、その逆はおすすめできません。これは顔の皮膚は薄く、ボディより敏感なためです」(皮膚科医・小林先生、以下同)

●Q. 吹き出物ができやすい私は乳液?クリーム?

A. 乳液がベター。毛穴につまりにくいものを選んで

皮脂が多いと吹き出物ができやすくなるので、油分の少ない乳液が適します。

「さらに毛穴につまりにくい『ノンコメドジェニック』や、肌のバリア機能を助けるセラミド配合を使うとベター」

●Q. プチプラでもきちんと保湿できてる?

スキンケアのイラスト
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A. もちろん! ただし機能に比例して価格もアップ

最近ではプチプラでも保湿力優秀なものがせいぞろい。

「ただ、シワやたるみに強いレチノールなど、原価が高めの成分を配合したクリームはプチプラでは実現しにくいことも。プラスαの機能を求めると、値段はそれなりにアップします」

●Q. UV乳液は保湿ケアとしてたりている?

A. 問題なし!

UV乳液は「乳液」のカテゴリーのため、保湿力は十分あり。

「乾燥が気になる部分はクリームをたしても。レジャーなどで紫外線を多く浴びるなら、『日やけ止め』を追加しましょう」

●Q.肌がデリケートなとき、保湿はどうすればいい?

A. 低刺激性のものでシンプルな保湿を

あれこれ重ねると刺激になるので、ケアはできるだけアイテム数を減らしてシンプルに。

「とくに季節の変わり目はゆらぎやすいので、少し調子が悪いときでも使える低刺激のコスメをひとつ持っておくと安心です」

●Q. 保湿力を高めたいときの習慣は?

サラダを食べる女性のイラスト

A. 良質の油分を食事で摂取して

肌のうるおいにインナーケアも効果的。

「皮脂が少ない人は、セラミドの材料になるアマニ油のような良質な油の摂取を。また、セラミドはサプリメントでの摂取も効率的でおすすめです」