花を美しく撮るカギは「左上配置」にあった

つづいては、花をキレイに撮るためのおすすめの配置やアングルなどを、こいけさんに伺いました。

●1:主役はグリッド線の交点に配置する

グリッド線の入った花の写真
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数輪の花を写す場合、主役と決めた1輪をグリッド線の交点に合わせると、全体的に生き生きして見えます。

「とくに左上の交点におくとインパクトがあり、世界観が広がる仕上がりに」(こいけさん、以下同)

●2:直射日光を避ける

一輪のピンクの花

直射日光が花に当たる位置で撮ると、花自体がのっぺりして見え、色もキレイに出ません。

「自分の影で花をおおうようにするか、光が後ろか横から差す位置に移動するのも手」

●3:キレイに撮れる「あか抜け」加工術

明るさ、シャドウ、ハイライトの設定

「写真」アプリを開いて写真を選び、「編集」を押す。「加工の加減は好みでOK。ただしやりすぎないように」

※機種によってはアプリなどの名称が異なる場合があります

これからが見頃!コスモスの撮り方

たくさん咲くコスモス

<ポイント> 土を写さないようにローアングルで、色合いを上げて加工する

「はいつくばるようにしてローアングルで土を入れずに撮ると、幻想的で雰囲気のある写真に。さらに加工で『色合い』を上げると、ピンクの色味が強くなり、鮮やかなコスモスになります」

※ 高田鴻平さんの「高」は、正しくは「はしごだか」