食べ物をおいしく撮るには「余白」が大切
食べ物をおいしく撮影する2つのポイントを高田さんが教えてくれました。
●1:上3ブロックを余白にする
すべての画像を見る(全13枚)ぜいたくに余白をつくることで、臨場感や高級感が生まれます。見る人の想像力をかき立て、「おいしそう」「つくってみたい」と思わせる写真に。
「その分皿が少し隠れてもむしろステキに見えます」(高田さん、以下同)
<おすすめの構図>
・日の丸構図
中央に主役を配置する構図。被写体が目立ち、初心者でも実践しやすいです。
・三分割構図
縦横3分割した線の交点に主役を配置する構図。おしゃれな余白ができます。
●2:なるべく明るいところで撮る
料理の色を美しく、おいしそうに見せるには、明るい場所で撮ることが第一。
「直射日光は陰影が強く出すぎるので、レースのカーテン1枚をはさんだくらいの光量が理想。窓際にセットするのがおすすめです」
こちらは、高田さんが上の写真を撮った際の舞台裏。懐中電灯を当て、光を和らげるために布をかけるなどの工夫をして、美しい色合いの写真に。