食べ物をおいしく撮るには「余白」が大切

食べ物をおいしく撮影する2つのポイントを高田さんが教えてくれました。

●1:上3ブロックを余白にする

グリッド線が入ったお皿に盛られているピラフの写真
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ぜいたくに余白をつくることで、臨場感や高級感が生まれます。見る人の想像力をかき立て、「おいしそう」「つくってみたい」と思わせる写真に。

「その分皿が少し隠れてもむしろステキに見えます」(高田さん、以下同)

<おすすめの構図>

四角の中に十字の点線と交点に大きな丸

・日の丸構図
中央に主役を配置する構図。被写体が目立ち、初心者でも実践しやすいです。

四角を9分割する点線と左上の交点に大きな丸

・三分割構図
縦横3分割した線の交点に主役を配置する構図。おしゃれな余白ができます。

●2:なるべく明るいところで撮る

テーブルに置かれた青い水が入った瓶とコップ

料理の色を美しく、おいしそうに見せるには、明るい場所で撮ることが第一。

「直射日光は陰影が強く出すぎるので、レースのカーテン1枚をはさんだくらいの光量が理想。窓際にセットするのがおすすめです」

レースのカーテンで光量を調節し撮影している様子

こちらは、高田さんが上の写真を撮った際の舞台裏。懐中電灯を当て、光を和らげるために布をかけるなどの工夫をして、美しい色合いの写真に。