物価高の今。おうちにある不要なものは、捨てる前にフリマアプリで売ってみませんか。メルカリのヘビーユーザーだというのは、50代の夫婦ふたりで暮らすミニマリストの本多めぐさん。売れやすくなるコツについて教えてくれました。
すべての画像を見る(全3枚)メルカリで売れやすくなる基本のコツ5つ
メルカリのヘビーユーザーです。売るものは本が中心で、たまに雑貨や服なども扱います。取引歴は7年で約300回。たまに夫の仕事用具の高額な品を売ることがあるので、6ケタの収入になっています。
私はメルカリの使い方は、高く売って儲けるというより、不用品をお金に変えて家をスッキリさせ、ついでにお小遣いを増やすスタンスです。なので高値で売るテクニックはありませんが、長く続けているので、ある程度売れるコツはつかんでいると思います。
今回は、メルカリで売れやすくなる基本のコツ6つをお伝えします。
1:下調べをして売れやすい価格にする
1つ目のコツは、売りたい商品を検索し、いくらで売れているか相場をチェックすることです。相場がわかれば、それを基準にして、状態がいいものは高く、状態が悪いものは安く売ります。
メルカリは利用者が多いので、同じ商品を売る人はすでにいる場合、その人たちと比べて妥当な値段設定をするのがポイント。ひと手間ですが、下調べすることで安すぎる価格で売って損をしたり、高すぎる価格で出していつまでも売れないといったことがなくなります。適正価格でスピーディーに売るために準備をしましょう。
私の失敗談です。母親の靴を売ったとき、使用ずみの靴で、しかもSサイズだから売れにくいだろうと考え、安めの価格に設定しました。すると出品とほぼ同時に売れてしまいました。シニアに人気の靴でニーズがあったようで…。もう少しきちんと調べてから売ればよかったと後悔しました。
2:1枚目の写真をとにかくキレイにする
2つ目のコツは「1枚目の写真をキレイにすること」です。メルカリの画面では、1枚目の写真+商品名が並んで表示されます。なので興味をもってもらうために、とにかく1枚目の写真にこだわるのがコツです。
とくに衣類やファッション小物は見た目が命なので、1枚目の写真で「キレイな商品」「状態がよさそう」と思わせることが大事。できれば日中の自然光が入る時間帯に撮影し、そのときは背景にもこだわってすてきに見えるように工夫します。服のシワがあれば伸ばし、商品全体が入る写真をにしています。
逆に、本やゲームといった見た目より中身が大事なものは写真は多少適当でも売れるので、気にしなくてもOK。夜に撮影した工夫のない写真であっても、妥当な価格であればポンポン売れていきます。
3:ブランド名・サイズ・アピールポイントを明記
3つ目のコツは「商品名(タイトル)に重要なワードを入れること」です。メルカリで表示される画面には、1枚目の写真+商品名が並んでいますので、そこにわかりやすい情報を。例として「無印良品 ボーダー長袖カットソー Mサイズ」といった風にします。
服を出品する際はブランド名+サイズは必須で、さらに「ほぼ新品」「美品」などのアピールポイントも入れると目を引きます。
本文には「ワンシーズン着用」「2年前に購入し4~5回着用」などといった着用回数や頻度を書くのも購入者の安心に繋がり買われやすくなります。書かなかった場合、質問が来ることもありますので、事前に書いておくと手間も省けます。