ランドリールームは回遊も独立もでき、自分の予定で動ける

ランドリールームの回遊動線
すべての画像を見る(全9枚)

もう1つの回遊動線は、ランドリールームにつくりました。浴室・洗面所とランドリールーム、そして階段ホール(来客部屋)、廊下へと、ぐるっと回遊できる間取りに。

洗面所からランドリールームを見る

浴室・洗面所とランドリールームの境には扉(鍵つき)があります。ですから、家族がお風呂や洗面所を使っているときも、ランドリールームが使えます。

なぜなら、ランドリールームへは、洗面所側の扉を閉めても、階段ホール側の扉から入ることが可能だからです。

子どもも成長してきて、お風呂上がりの体を見られたくないな、という時期に入ってきました。扉をつけて「回遊できるけれど独立もできる間取り」を取り入れて正解でした。

廊下から水回りを見る

こちらは廊下からの眺め。右側が廊下側の扉です。来客の方が浴室や洗面所を使っていても、扉を閉めておけば、手があいたときにもう1つの扉から入って、洗濯を回したり、干したりできます。つまり、来客中であっても、時間を効率よく使えるのです。

また、いつもどおり干しっぱなしでも、扉を閉めれば見えなくできるので、安心してお客様に洗面所を使ってもらえます。

ランドリールーム

こちらは浴室側の扉を閉め、廊下側の扉から見た眺め。回遊動線のデメリットとして、プライバシーの確保が難しい、という点もあると思いますが、扉があれば、独立したひと部屋にできるので解決します。

「だれかが使っているから、使えない」という問題。子どもが成長してきて、家の中で家族みんなバラバラに動くようなライフスタイルになってから、より感じるようになりました。しかし、この2つの回遊動線のおかげで、快適に暮らすことができています。

関連記事

寝室に「小上がり」を採用。高さ200mm、ベッドを置かずに広々&子どもが落下する心配なし玄関の近くにトイレをつくって後悔。夜間&入浴時に不便、子どもも大人もストレスに森のような庭が住宅密集地にできた。7.3坪のスペースに緑を植えた3年後のわが家