料理研究家・大庭英子さん考案の「タケノコの土佐煮」のレシピ。素材そのもののおいしさを引き出す、シンプルな味つけがポイント。手軽につくることができるのもうれしいです。
素材のおいしさをストレートに味わう
だしとカツオ節のうま味が、タケノコの風味を引き立てます。
●タケノコの土佐煮
【材料(4人分)】
- タケノコ(ゆでたもの) 3本(約600g)
- だし汁 3カップ
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ3
- 砂糖 大さじ1/2
- しょうゆ 大さじ3
- カツオ節 10g
【つくり方】
(1) タケノコは、根元の部分は1~2cm厚さの輪切りにし、両面に浅く切り目を入れる。穂先の部分は縦半分に切る。
(2) 鍋にだし汁を入れて煮立て、酒、みりん、砂糖、1/2量のしょうゆで味つけし、タケノコを入れる。再び煮立ったら火を弱め、フタをして15分ほど煮る。
(3) 残りのしょうゆを加えてさらに15分煮、火を止めてそのまま冷ます。
(4) 別鍋でカツオ節をから炒りし、手でもみ、(3)のタケノコにまぶす。
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