旅の荷物といえば、重たいものを運びやすいキャリーケースが主流ですよね。しかし、旅行好きの元祖節約主婦・若松美穂さんは、大きいショルダーバッグを使い始めてから、移動がさらにラクになったと語ります。そこで、肩かけバッグとキャリーケースを使いわけたエピソードを伺いました。

写真:ナイロンバッグ
若松さんが愛用する肩かけバッグ。やわらかい素材で、パソコンも入ります
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旅は肩にかけられるやわらかバッグで

以前は旅をするときにキャリーケースを使っていました。けれど最近、ショルダーバッグの方がラクなこともあると気がつきました。

その場合、バッグはとことん軽めのものを選びます。私がもっているのは斜めがけができるベルトつきのものです。

写真:ナイロンバッグ2

一度チャックの持ち手が取れたとき、娘が「捨てようかな」と話していましたが、バッグ自体はまったく問題なし! 元祖節約主婦の私は、頂き物のキーホルダーをつけて何度も使っています。

作業用のパソコンもすっぽり入りますし、1泊の旅行にも最適のサイズ感です。ちなみに、茶色は私の衣類にはあまり合わない色なので、スカーフを巻いたりしておしゃれを楽しんでいます。

ショルダーバッグを使ってよかった状況3つ

話を戻して、肩かけバッグに持ち替えた方がよいシーンを紹介します。

1:雪道や砂利道など、足元の状態がよくない場所を歩くとき。キャリーケースの車輪回りが傷みますし、何度も持ち上げる必要があるのは疲れます。

2:階段が多いとき。その都度、持ち手の上げ下げをするのが面倒です。だからといって、持ち手をそのままに重さのあるキャリーケースを持ち上げると、金具がゆるんで故障も早くなります。

3:ロッカーを使う予定があるとき。最近富山でひとり旅をしたのですが、あいていたロッカーは2か所だけ、それも小さめのものしか残っていませんでした。また、大きめのロッカーがあったとしても、預ける金額が跳ね上がります。

そんなとき、布バッグなら中身を取り出して高さを変えたり、中身をわけてロッカーの奥行きを使ったりと、臨機応変なアレンジが可能です。