ベッドをやめて小上がりのある寝室に

以前、筆者家族が住んでいた家では、ダブルベッドを2つ並べて、そこに夫婦と長女で寝ていました。当時は、まだ次女がベビーベッドを使用していました。しかし、もう少し大きくなって、家族4人でベッドに寝るとなると、かなり窮屈になります。それに、転落の危険性も気になりました。

そこで、家の建て替えを機に、使用していたベッドを処分することに。ロータイプのベッドを新しく購入するか? ファミリーマットレスを敷いて床で寝るか? と悩みました。

しかし、ベッドを処分してまたベッドを購入するのは、あまり意味がないように思えたため、幅2800㎜のファミリーマットレスを採用することに。

間取り計画中に妻が描いた寝室のパース
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上は、ファミリーマットレスの採用を決めた頃に、妻が描いたパース画です。「床で寝るのには抵抗があるから、寝室は小上がりにしてはどうか」という案。これが決め手となり、8畳の寝室に小上がりを設けることを決めました。

この段階で、寝室の奥に書斎とウォークインクローゼットを、つくることは決めていました。そこで、寝室に入って正面の6畳分を小上がりとし、手前の2畳分がフラットな通路という寝室に。

小上がりの段差

ちなみに、小上がりの高さは、200㎜と少し低め。小上がり部分を高くして、収納をつけることも検討しました。しかし、寝室の奥にはファミリークローゼットがありますし、寝室と同じ2階のフロアには納戸もあります。

収納が増えることはうれしいですが、わが家ではそこまで重要ではないと感じ、収納をつけませんでした。