冷蔵庫の使い方や食器洗い、調理方法など、簡単にできる工夫で、水道光熱費を抑えることもできます。キッチンでできる節約術を電気とガスの簡単比較サイト「エネチェンジ」に所属するの武蔵英介さんが教えてくれました。毎日のことだからこそ、積み重ねれば大きな額に!

キッチンのイラスト
夏の水道・光熱費、キッチン周りはこう下げる!

野菜の下ゆでは、電子レンジで節約×時短に

野菜の下ゆでは、電子レンジを使うと年約3000円の節約に。ガスで湯を沸かしてゆでるより、電子レンジ加熱にした方がホウレンソウなどの葉菜で年約910円、根菜で年約860円、ブロッコリーやカボチャなどの果菜で年約1000円の節約に。レンジ加熱なら水道代の節約にもなり、時短にもつながります。(エネチェンジ調べ)

ご飯はまとめて炊いて、炊きあがったらすぐ冷凍

炊飯器の保温機能を12時間使うと、電気代は約4.44円。一方、冷たくなったご飯1合を電子レンジ(700W)で1分温めると、電気代は0.27円に。冷凍ご飯を5分温めた場合でも1.35円で、保温との差は1回約3円。ご飯はまとめて炊いてすぐ冷凍すれば、炊飯や保温にかかる電気代を節約できます。(エネチェンジ調べ)

冷凍庫はつめ込みすぎず見やすく整理

キッチンの中でも、冷蔵庫は消費電力の大きい家電です。冷蔵庫の省エネ性能は年々向上しているので、10年以上使っているなら買い替えを検討しても。また、整理してものをつめ込まず、冷気の循環をよくすることも大切。冷蔵庫に食品をパンパンにつめ込んだ状態から半分にすると、年約1360円の節約に。(エネチェンジ調べ)