テーブルを手放して得た「自由」

テーブル
すべての画像を見る(全3枚)

意識を切り替えたオノチャンさんがまず始めに手放したのが、「リビングのローテーブル」でした。

「その頃に住んでいた部屋も3DKぐらいと、そこまで広いわけではなかったのに、キッチンにダイニングテーブル、リビングにはローテーブルを置いていました。キッチンとリビングは隣接した間取りで、ご飯はダイニングテーブルで食べ、リビングはローテーブルの前でくつろぐという…。今思い返せば、リビングやキッチンには“こういう家具を置くべき”という、思い込みにとらわれていたかもしれませんね。どちらにも歩いていけるほど狭い空間に、テーブルは2つもいらないかも、と思い、手放すことに。

結果、空間もすっきりしましたし、掃除もラクに。これがいちばん最初に大きな家具を手放した経験かもしれません」

リビング

その後、さらに1回の引っ越しを経験し、今の部屋に。リビングにはソファ、テレビといった大型家具はなく、広いスペースでお子さんたちがのびのびと過ごしているそう。

「大きなソファも置く必要がないかなと。シンプルなイス1脚があれば充分。テレビもプロジェクターのほうが場所をとらないですし、ものが少なくても楽しく暮らしていけることが分かりました」