週末だけ使うキッチンは、あえて動線上に配置

廊下につくられたキッチン
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「食は生活の中心。大事な場所にしたいという思いがあって、キッチンは家の中心に配置しました。ただ平日は仕事で帰宅が遅くなったりして、料理をするのは週末だけ。独立したスペースを設けるのはもったいないなと思って、動線(廊下)の一部としてキッチンをつくりました」

35㎝ 浮かせたキッチン

キッチンは既成のものを選ばず、図面を描いて造作。ステンレス製のキッチン天板はオーダーメイドでつくってもらい、それ以外はホームセンターで購入したシナランバー合板を使用して、DIYで完成させました。

アルミレールにS字フックを引っかけて収納

普段使いのキッチンツールは、アルミレールにS字フックを引っかけて収納しています。

食器を収めた収納棚

食器を収めた収納棚。キッチン側から出し入れがしやすいように、扉は左開き仕様で統一しました。

ネコと暮らし始めてから、外出することが減ったという今井さん。「料理は週末にしかしないのですが、だからこそ食事の質を高めたり、気に入った道具を使うことを意識するようになりました。お米などの食材はもちろん、調味料や調理器具もこだわってセレクトしています」。

2つの穴があいているダイニングテーブル

その食卓となるダイニングテーブルには、気になる2つの穴が。じつは、このダイニングテーブルはネコの遊び場も兼ねて造作したもの。テーブルの土台部分にはネコが通れる空間が設けられていて、この2つの穴から出入りできる設計になっています。

料理をしながら、そして食べながら、のびのびと自由に遊び回るネコを、めでることができる居心地のよさが相まって、ますます快適なインドア生活を満喫中です。