リビング階段は、LDKのどこにいても見える位置に
すべての画像を見る(全8枚)子育て世帯のわが家が、リビング階段の位置でこだわったことが2つあります。
1.階段を死角にしないこと
2.あえてLDKを通る動線を長くすること
じつはこのリビング階段、キッチンやダイニングで過ごしていても、よく見えます。さらに厚い腰壁や蹴込み板のない、オープンな階段にしたことで、死角になりません。
子どもが階段を上り下りする様子がわかることで、危ないなと感じたら、すぐ駆けつけることが可能です。
まだひとりで上り下りできないはずの子どもが、気づけば何段か階段を上っている…。実際わが家では、そんな場面もよくありました。もし、リビングではなく廊下や玄関にある間取りなら、すぐ駆けつけることは難しいでしょう。
このように、階段を目に入りやすい位置に設置することで、子どもにとっての階段事故の危険を、減らすことができていると感じています。
もうひとつの「LDKを通る動線を長くする」というのは、学齢に達したときのことを考えてのことです。
この位置なら、学校から帰ってきたときも、また、ランドセルを置いて遊びに行くときも、リビングだけでなく、キッチンの前も通ることになります。
自然に「おかえり!」「行ってきます」などと自然に会話も増えます。子どものちょっとした異変にも気づくはずです。