子ども中心から夫婦2人の生活にシフトしていく50代。無印良品の収納アイテムについて詳しいライター・フネさんもその1人。3人の子どもは20歳を越え、夫を入れた5人で暮らしています。最近、夫が資格勉強を始めたことでリビングを見直したそう。一家団らんから夫婦のスペースにどう移行したのかを語ります。
すべての画像を見る(全5枚)リビングを家族団らんからワークスペースへ
50代はそろそろ退職後の生活も考える時期。夫が急に「資格を取る」と言い出しました。私と正反対で思い立ったらすぐ動くタイプ。それに伴い、私が使っていたワークスペースが占領されることもしばしば…。子ども部屋はあっても、書斎がない家はまだまだ多いですよね。私たち夫婦も自分専用のスペースはありません。
夫婦が50代ともなれば、子どもは成長していて、外に出ることも増え、さらには巣立っていくのももうすぐ。
子どもたちと一緒にテレビを見たりくつろいだりしていたリビングを、大人たちのスペースにしてもよいのでは? ということで、一家団らんの場からワークスペース中心のリビングに変更をしたことについてお話しします。
L字型ソファーは捨ててよかった!
家の象徴でもあったL字型のソファを数年前に捨てました。その理由は「私がいつも寝落ちするから」。そして、クリスマスツリーを置くのに窮屈だったからです。
思いきった決断でしたが、驚くなかれ、ソファーをなくして後悔したことはありませんでした。むしろ部屋は明るくて広くなり、掃除もしやすく、二女はダンスの練習ができる、といいことずくめ。
くつろぎたいときのために、昨年、無印良品から発売された「体にフィットするソファー長方形」、いわゆる“人をダメにするソファ”の横長タイプを置いています。掃除のときや使わないときは立てておけるのでスペースは広々としたまま、快適に過ごせています。
新たに160cm幅の作業用デスクを設置
ソファーがなくなったから160cm幅のデスクを置けるようになりました。じつは、デスクは高さが変わる電動昇降式。だから私も夫もそれぞれが使いやすい高さで使用できます。
かなりの高くまで上げられるので、腰が痛くなったら立って使うことも。いちばん低くするとカフェテーブルにもなります。子どもたちがいなくなったらダイニングとしてでも使えそうだなと思っています。