3:「捨て活は大人の必修科目」と思って学ぶ

スピーカー
30年前に夫が購入したスピーカー。眠っていましたがヤフオク!に出し循環させます
すべての画像を見る(全3枚)

「捨て活は大人の必修科目」と考えて、情報を取り入れて学んでいくという考え方がいいと思います。子どものころからの考えを変えるために、新しい情報で脳を満たしていくのです。

時代とともに捨て方も次第に変わっていくので、捨てる意識を変えるのと一緒に、捨てる技術を同時に学ぶとよいでしょう。

捨てるルールも次第に細かくなっています。細かい分別に加え、捨てる際に乾電池にテープをはるとか、割れ物は「キケン」と表記するとか、捨てるルールも地域ごとに違います。冷蔵庫やエアコンなど普通に捨てられず、リサイクル回収必須の家電もありますよね。パソコンやスマホはデータ消去も必要。知っておくべきことが増えました。

価値あるものはメルカリで売ったり、リサイクルに出したり寄付をすることも可能です。新しいものを買う前に、そもそもレンタルするといった選択肢を同時に学んでいくと今後も困らないでしょう。この先の人生に役立つ実用的な学びではないでしょうか。

私は北海道の田舎で育ちました。30年前はゴミ収集がなかったので、庭でゴミを燃やし、生ゴミは畑の肥料にしていました。ゴミ分別なんて全然知らなくても生きていけた時代もあったのです。

時代は変わり、常識も変わりました。「捨てる技術」は生きていくために必要な知識と考え、少しずつ学んでいきましょう。老後の暮らしをラクにし、そして子どもや孫に迷惑をかけないためにも。

50代からの毎日を応援する記事多数!「これからの暮らし by ESSEonline」はこちら