●着られない服はリメイクで楽しむ
それでも若気の至りでつい買ってしまったものの、さすがにもう着られそうもない服は、リメイクにチャレンジしてみました。決してすぐ処分することはしません。
すべての画像を見る(全5枚)派手目なジャケットは、袖を切り取ってベストにしたり、赤い絣の着物は、袖をバッグとギャザースカートにしたり、上下を断裁した着物はチャンチャンコとスカートにリノベーションしてみたり、不用の肩パッドはポシェットに作り替えて見たりしました。それでも大事なことは、ピンク色や花柄の可愛い服を、老いても、わくわくしながら着てみる精神的な若さかもしれません。
そういえば、少女時代白いフリフリのブラウスの上に重ねた手編みのベストは、この歳でも紺色などのセーターと合わせて着ています。私の場合、精神的な幼さかもしれませんがね。
それでもめげずに、大胆なインド刺繍のあるロングスカートは、ウエスト部分を拡げ脇の縫い目をほどいて、インテリアに用いています。インテリアといえば、着古しのフレアースカートは、ハンガーに掛けた洋服カバーに丁度よいですよ。
また、地味すぎて着なかったワンピースにも活用法があります。たとえば、帽子についていたコサージュを外して襟元に留め、平凡なベルトバックルを取ってつけてみたりすると蘇ることも。たとえ洋服を新調できなくても、こんなふうに今あるものを創意工夫をしながら着回しをしても、新鮮な装いを楽しめるかもしれません。