家の中をスッキリ見せるには、ものを収納の中にしまい、外に出しているものの数を減らすといいですよね。とはいえ、頻繁に使うものはしまいすぎると出す手間が増え、使うのがおっくうになります。結果、面倒が故に使わなくなる場合も…。ここでは、元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんの「出しっぱなし収納」について伺いました。
よく使うものは普段は出しておいて、いざというときの収納(隠し場所ともいえる)だけ決めておくことにしています。ここではわが家の実例をご紹介します。
1:掃除機は出しっぱなし、掃除のチャンスを逃さない
すべての画像を見る(全7枚)たとえば掃除機。同居している私の母は掃除機をかけるのが好きな人。いつでも使えるように、洗面所と和室の間の廊下におきっぱなしです。
来客があるときには、洗面所か和室のどちらかにしまう。または2階にある納戸に移動します。
2:ピンチハンガーは洗濯機の近くにかけておく
ピンチハンガーは、洗濯機の脇の、窓をあける「取っ手」に引っ掛けています。
ピンチハンガーのかける部分が壊れているのですが(笑)、なんとか引っかかってくれています。
こちらも、来客時には見えなように浴室にかけておきます。
3:掃除用ブラシは、見えにくいところに出しっぱなし
お風呂の掃除用柄つきブラシは、上部にある物干し部分2本に渡らせて、落ちないよう、持ち手部分だけを洗濯用のクリップでとめています。
バスルームの扉をあけてすぐ手前、壁際の高い場所なので、入浴中も視線の邪魔にならずにすんでいます。
丸イスも洗面所に出しっぱなしで便利に使っています。