ハウスメーカーから提案された高さは1800mm

ハウスメーカーとの打ち合わせで、フェンスの高さを検討していると、とくに根拠もなく「高さはとりあえず1800mmくらいですかね、2000mmは高すぎるかもしれませんし」といった話が出てきました。

ハウスメーカーの担当者は、多くの家を設計しているので、一般的によく採用される高さを教えてくれたのです。しかし、人によって身長も違うし、目隠ししたい高さも違います。

筆者としては「ウッドデッキで立ってバーベキューをしていても、外から見えない高さ」が必須でした。それに基づいて計算し、地面から2300mmに決定しました。デッキの床の高さは550mmあるので、デッキに立つと1750mmの高さになります。

もし担当者の提案どおりに1800mmにしていたとしたら、デッキの床面からフェンスの上部までは1250mmの高さ。きっと外からも見えしまい、目が合ってしまうこともあったでしょう。

 

設計の連絡ミスで、板間隔30mmの見え方も確認できた

隙間30㎜の目隠しフェンス
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ハウスメーカーの担当者の話では、目隠しフェンスの板間隔は10~30mmが一般的とのこと。筆者もいろいろ調べて、目隠しフェンスの板間隔は15mmで依頼していました。

しかし引き渡し前に現場を見学した際、数枚張られた板を見ると、なにか違和感が。まさかとは思いましたが、持参したメジャーで計測してみると、なんと板間隔30mmで施工されていたのです。

設計士さんの指示間違いだったことが判明したので、すぐに修正してくれましたが、注文住宅は最後の最後まで、自分たちの想像どおりにできているか注意が必要だと痛感。

ただ、このことで思いがけず、板間隔30mmだとどう見えるかも、確認することができたのです。