大胆な柄のロングスカートは、ベンチソファーとして
すべての画像を見る(全5枚)また、大胆な刺繍のあるインド製のロングスカートは、ウエスト部分を切り取り脇の縫い目をほどいて、ベンチカバーに用いていますし、着古しのフレアスカートは、ハンガーにかけた洋服カバーになりました。
処分した家具の一部をチェストとして再活用
そんな中での最高傑作は、レースをかけたチェストまがい。じつはこれ、上半分を失ったタンスの引き出しなのです。かつて小さなアパートに越したとき、どこからも運び入れることのできなかった大ダンスの一部を、気前よく処分してしまった後の引き出し部分です。
ケチが売りの自宅には、他に大した家具もなく、どれも古いあり合わせ品ですが、気分に合わせて模様替えができ、好きなように暮らせるのがおひとりさまの特権かもしれませんね。
小笠原さんの新刊『財布は軽く、暮らしはシンプル。74歳、心はいつもエレガンス』(扶桑社刊)は、2月21日に発売です。