共働きの子育て世帯の浴室選びについてご紹介します。3年前にハウスメーカーで注文住宅を建てた日刊住まいライター。小さな子どもたちと入れる広さ、掃除しやすさ、そしてできるだけ安いものを、という基準でシステムバスを選びました。さらに掃除がラクになるオプションを2つつけたことで、満足度がアップ。詳しく語ります。
すべての画像を見る(全13枚)掃除がラクな浴室がいい。でもお金はかけたくない。
筆者は、3年ほど前にハウスメーカーで2階建ての注文住宅を建てました。夫と小学生の息子2人(9歳と7歳)の4人で暮らしています。ちなみに間取りは以下のとおりです。
1階:玄関、LDK、趣味室、トイレ
2階:浴室、洗面所、ランドリールーム、主寝室、子ども部屋、トイレ、来客用のスペース
水回り、とくにお風呂掃除は、あまり好きではない筆者。システムバスを選ぶ際に重視したのは、使いやすくて、とにかく掃除がラクであることでした。かつ、家づくりのなかでは、浴室にはあまりお金もかけたくないと思っていました。
3年暮らしてみて、この選択基準でシステムバスを選んだことは、正解だったと思っています。どんな点をチェックしたか、お金をかけたくないけど、つけてよかったと思うオプションを紹介しましょう。
システムバスは子どもと一緒でも余裕の1620に
こちらはわが家の2階の間取り図です。お風呂は広めの1620サイズ(1.25坪、内寸160×200㎝)を採用しました。理由はまだ子どもが幼く(設計当時、未就園児2人)、一緒にお風呂に入っていたからです。
以前住んでいた賃貸住宅では、子ども2人の体を洗うときに壁に腕があたり窮屈。ですから新居では広々としたお風呂にしたいと思っていました。夫も同じ思いだったようで、サイズは即決。家族全員で入っても余裕があります。
ハウスメーカーから提案されたシステムバスは、TOTO、LIXIL、積水ホームテクノ、トクラスのもの。筆者はそのなかからトクラスを選びました。理由は、見積もりがいちばん安く、掃除がラクになりそうだと感じたオプションがあったからでした。
バスタブは人造大理石です。形も少し変わっていて、体を洗う場所はバスタブが凹んでいるので、洗い場のスペースが広くとれます。子どもたちを洗ったりするので、このことも採用のポイントに。