少し奥ゆかしい、旅行先からの絵ハガキという方法も

フランスの部屋の中
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フランスに住んでいた頃、そして義父母がまだ元気だったとき、彼らが旅行に行くと必ずその土地の絵ハガキを送ってくれていました
まだ若かった私たちに「旅行に行ったら絵はがきを送りなさい」とアドバイスも。最初は面倒くさいと思っていましたが、何回もやっていると習慣になって、旅行先ではその土地らしい、自分たちが見たものを誠実に表している絵はがきを探して歩くようになりました。旅行の感想を少し、その人たちのことを考えましたという一言。数行だけですが、カフェやホテルのラウンジでハガキを書くとき、温かい気持ちになりました
最後に旅行に一緒に行った全員でサインをして送ります。現地で郵便局に行ったり、切手を買ったりするのもよい経験です。

特別なことではないけれど昔ながらのつながり方を大切に

これらはフランス人特有という連絡方法ではありません。人とつながる昔からの普通の方法です。でもSNSの時代だからこそ肉声、自筆が貴重に思えます。
先日この年末に帰国できなかった娘から初めて絵はがきが届き、選んでくれたはがきを眺め、久しぶりに彼女の字を見てジーンとしたのでした。

 

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