タンクがないことで、トイレ掃除のストレスが激減

タンクレストイレは奥行を必要としない
すべての画像を見る(全5枚)

じつは1階も2階もタンクレストイレにした理由は、もうひとつあります。それは掃除の手間をできるだけ軽減したいということ。

それまで住んでいた家では、タンクありのトイレを使っていました。しかし、タンクと便器の間にできたすき間にホコリがたまりやすく、掃除するにも手が届きづらいのがストレスでした。また、タンク内に発生するピンク色のカビにも悩まされていました。

その点、タンクレストイレは、文字どおりタンクがないので、便器部分とのすき間がありません。ホコリや汚れがたまりにくいので、掃除が大変だったストレスを解消してくれました。それだけでなく、以前のトイレで悩まされていた、タンク内のピンク色のカビを、気にする必要もなくなりました。

 

手洗い場の下の収納はなし!すっきり&掃除がしやすい

トイレ内の手洗い場は壁づけ排水

タンクレストイレにしたので、どちらのトイレにも手洗い場を設置しました。じつはこの手洗い場にもこだわりが。

一般的なユニットタイプのものではなく、洗面ボウルとカウンターを自由に組み合わせることができる、ベッセルタイプを採用。見た目もおしゃれで気に入っています。このカウンターの下には、収納をつけないことでコストの削減にもなりました。

排水パイプは、床まで配管をつなげなくていいボトルトラップを採用。すっきりしていて、おしゃれに見える点が気に入っています。

排水パイプを壁づけにしたことで、床回りもすっきり。洗面ボウルは掃除する必要がありますが、トイレ掃除のハードルがグンと下がりました。今では洗面所の掃除ついでや、気になったときに、サッとふく程度できれいに。

それ以外にも、ドアをあければすぐの場所に手洗い場をつくったことで、想定していなかったうれしいことが。たとえば2階のトイレは、寝室が近いので、加湿器の水の補充がスムーズにできています。また、子どものお世話で手が汚れ、洗いたいときなどにも活躍してくれています。