12月に入り、もうすぐ子どもの冬休みです。大きなイベントもあるこの季節、子どもの家庭学習が少しでもはかどってほしいという親御さんは多いはず。そこで、4人子育てをしながら、ほぼ家庭学習をしているブロガーのベリーさんに、自身の子どもの冬休みの学習について語ってもらいました。ちなみに、長男は、ほぼ塾なしで学年1位(都内公立中学校)の成績をキープしているそう。
すべての画像を見る(全4枚)小学生の家庭学習。冬休みの取り組み方「3つの選択肢」
早いもので、まもなく年末です。小学校の冬休みも始まりますね。
わが家は共働きで、保育園児から中3受験生までの4人の子どもを子育て中です。都内の公立中学校に通う中3長男は、学校の定期テストでほぼ毎回学年1位。特待生の権利を得たことをきっかけに中3から学習塾に通い始めましたが、小学校入学時から中2まではずっと家庭学習のみで進めてきました。また、小6長女や小1次男は家庭学習のみ。自宅で毎日、ドリルに取り組んでいます。
小学生の冬休みは短いです。年末年始のイベントもあるなか、宿題のほかになにか家庭学習も進めさせたい私は、3つの選択肢を意識することにしています。
(1)時間をかけられる場合
ある程度時間を取れる場合は、「1学年分の学習内容を1冊で学べるドリル」を使うとよいと思います。1、2学期の復習と、3学期の予習をするのです。わが家の場合、このパターンの場合は『陰山メソッド たったこれだけプリント』(小学館)を使っています。学年ごとにドリルが出ていて、各学年・各科目で1年間に習うポイントが整理されています。
書店ではほかにもドリルが売られていますので、子どもが取り組みやすく、かつ、基礎を固められるドリルを選ぶといいと思います。どのドリルを選ぶ場合も、ポイントは、薄いものを選ぶことです。冬休みはとにかく時間がありません。1冊をやり切ることができる量を見極め、ドリルを選ぶことが重要です。
(2)あまり時間をかけられない場合その1
1学年分の学習内容に取り組むような時間はなさそうだ、という場合は、子どもの学年の計算ドリルに取り組むのも一案です。計算ドリルをするときには、時間を毎回必ず計ることが大切。少しずつタイムがアップしていくと、子どものやる気も上がります。