これから冬に向けて寒さが加速していきます。エアコンの電気代やストーブのガス代を節約しつつも暖かく過ごすコツについて、元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんに聞きました。
50代、家の中でも外でも暖かく過ごすコツ3つ
周りで急な季節の暖度変化に、体がついて行かないという声が聞かれます。寒さを感じると、つい体に力が入って疲れることも。今大切にしていることは、子どもの頃に言われた言葉を思い出し、辛くなる前に、自分で暖かさの微調整をすることです。
宮城県の海沿いで育った私。今は雪は少ないようですが、子どもの頃は雪かきの音で目が覚めることも。
小さな頃からよく言われたことは「寒さを感じてからでは遅いよ」でした。周囲の人たちも、科学的な根拠があって言っているのではなく、体感で感じることなのでしょう。
たしかに「寒い」と感じると、もうあとはどんどん冷えていくのみ。なので、「まだ暖かさが残っているうちにその暖かさをキープしなさい」というアドバイスは今も役にたっています。
●1:ひざかけ・湯たんぽ・暖かい室内履きが三種の神器
すべての画像を見る(全3枚)過去の記事にでも書いていますが、ひざかけ・湯たんぽ・暖かい室内履きは、わが家の必須アイテムです。
エアコンの電気代やストーブのガス代をかけずに、暖かさをプラスできる三種の神器はまずそろえたいアイテムです。
●2:大きめざっくりニットが家でも外でも使える
それに加えて、家にあって便利なものは、中に色々着ていても上からパフっと羽織ることのできる大きめざっくりニット。
帰宅してすぐに家事をする必要があるときには、助かります。これにネックウォ―マーをしてさらに暖かさをプラスします。
左のオレンジのニットは、5年以上前にH&Mで購入。
毛玉取りをすると何度も復活してくれるので長年着ています。右のブルーは昨年、BAYFLOWで購入。
上着が邪魔になるときの外出時も、中にたっぷり着こんでニットをアウターとして着ることも。外出先で暑くなったら、中の服を脱いで調節します。
とはいえ、出かける場所によっては、モコモコ感を避けスッキリしていたいときも。
その場合、レッグウォ―マーや薄手の腹巻を身につけたり、見えない場所で暖かさを追加します。