仕事に集中したくて、新居の2階につくったこだわりの書斎。しかし実際に住んでみると、あまり使うことはなく、居心地のいい1階LDKで仕事をする方が快適だ! そう気づいてしまった日刊住まいライター。移動の手間、窓の位置、室内の温度…使い勝手を左右するさまざまなことが原因で、書斎から足が遠のいています。詳しくレポート。

書斎
せっかく隠れ家みたいな書斎をつくったのに…もったいなすぎる!
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仕事に集中したい!2階の角部屋に3畳の書斎を計画

3年前、30代で戸建てを建てることになった筆者。新居では、隠れ家のようなこもれる書斎で仕事がしたいとプランを練りました。

当時、夫婦ふたりで暮らしていたアパートでは、仕事をする個室がなくて不便な思いをしていました。そのため、書斎を手に入れることをずっと夢見ていたのです。

建てた家は1階にLDKがあり、念願の書斎は2階の角に。しかし、憧れであったはずの書斎は、実際暮らし始めたら、意外にというか、全然使う機会がありません!

こだわりもたっぷり詰め込んだのに、なぜこのような事態になったのか。事情を語っていきましょう。

 

書斎でこだわったポイント

つくりつけの本棚

書斎でこだわったところは、つくりつけの本棚と、高さが調節できる可動式のデスクです。片側の壁一面、上から下まで本棚に。棚は可動式で、高さ調節ができます。

 

つくりつけのデスク

つくりつけのデスクも高さ調整ができる仕組みにしました。実際に使ってみるまで、作業をする際に床に座るかイスに座るか、筆者にはイメージができなかったからです。

壁紙はブルーを選択。明るすぎず、落ち着いていて、なんともいい雰囲気なのが気に入っています。当初の希望どおり、おこもり感のある仕上がりとなりました。