隣家に囲まれた敷地で家を建てるなら、「吹き抜けと天窓のあるリビング」を検討してみましょう。半年前に地元工務店で家を建てた日刊住まいライターは、自然光がたっぷり降り注ぎ、開放感あるリビングを手に入れました。そのうえ、隣家からの視線も気にする必要なし。魅力いっぱいのプランを詳しく語ります。

天窓
見上げれば青空。吹き抜けの天窓から日が降り注いて気持ちいい!
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採光は完全に天窓頼みのわが家!

リビングと天窓

わが家は筆者と夫のふたり暮らし。現在、夫婦ともに30歳です。半年ほど前に、地元の工務店で建てた、延床面積39坪の注文住宅が完成。賃貸アパートから住み替えました。

土地探しでは、通勤などの利便性を考えて「駅から徒歩10分圏内」という条件で探していました。そして、2年かけてようやく出会えたのが今の敷地です。しかし、周囲を家に囲まれた、決して大きいとは言えない敷地。自然光を取り入れることが難しい状況でした。

理由は、大きく以下の2つです。

・道路以外の3面に家がギリギリに建っている
・2台分のインナーガレージを希望していたため、道路側の採光は期待できない

これらの理由から、設計士に「LDKを2階にすること」もしくは「LDKは1階のまま、吹き抜け+天窓にすること」を提案されました。悩んだ結果、できるだけ1階部分で生活したいと考え、天窓案を採用することにしました。

インターネットで「天窓」と検索すると、ネガティブなキーワードがたくさん出てきます。しかし筆者は、そこに書かれているデメリットを、事前に納得したうえで採用を決めたのです。

実際に住んでみて、わが家の場合はデメリットよりも、メリットが上回っていると感じています。さっそく紹介します。