「副菜に迷ったときは、おいしい旬野菜に即決」と教えてくれたのは、人気日本料理店「賛否両論」の店主・笠原将弘さん。ここでは、鍋料理の翌日など、ちょっと余った「白菜」の使いきりにもちょうどいい簡単レシピを教えてもらいました。
白菜が余ったときにもピッタリな副菜レシピ
白菜といえば冬の料理に欠かせない旬の野菜です。とはいえ、余らせてしまうことが多いのでは? そんなときにピッタリなお手軽レシピです。
●白菜と油揚げの煮びたし
すべての画像を見る(全2枚)だし汁ごと楽しめる小鉢なら、汁物いらずの献立に。
【材料(4人分)】
- 白菜 1/4個
- 油揚げ 1枚
- A[だし汁 2と1/2カップ、薄口しょうゆ、みりん 各大さじ2、砂糖 小さじ1]
- いりゴマ(白) 少し
【つくり方】
(1) 白菜は葉と軸に切り分け、葉はざく切りに、軸は5cm長さの拍子木切りにする。
(2) 油揚げはペーパータオルではさんで油をふき取り、2cm長さの短冊切りにする。
(3) 鍋にAを入れて中火で煮立たせ、(1)、(2)を加えてさっと煮る。白菜に火がとおったら火を止め、そのまま冷ます。煮汁ごと器に盛り、ゴマをふる。
●白菜とさきイカのサラダ
野菜×乾き物で気のきいたひと皿が完成!
【材料(4人分)】
- 白菜 1/8個
- さきイカ 60g
- A[サラダ油、酢 各大さじ2、薄口しょうゆ、みりん 各大さじ1、一味唐辛子 小さじ1/2]
- いりゴマ(白) 大さじ1
【つくり方】
(1) 白菜は繊維に沿って5~6cm長さの千切りにする。さきイカは食べやすく手でちぎる。
(2) ボウルにAを混ぜ合わせ、(1)を加えてさっとあえる。器に盛り、ゴマをふる。
笠原将弘さんの毎日の献立づくりに役立つ『笠原将弘の副菜の極み158』(扶桑社刊)は現在発売中。