●自分を奮い立たせてくれるものはいつもそばに

ジェーン・スーさんと堀井美香さん
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――反対に、「これだけは手放さない」と決めていることはありますか?

スー:自尊感情ですね。キープするのが難しそうになったら、好きな曲や映画、目標になるような歴史上の人物とか、「これを見たら、絶対に負けていられない!」と思えるお守りを身の回りに置いておくのがいいですよ。自分のことを好きになれないときでも「どうでもいいや」と流されそうになるのを食い止めて、奮い立たせてくれますから。

堀井:自分を鼓舞してくれる人の存在は大切ですよね。私は、落ち込んだときにそばで「お前、もう1回がんばれ! よいしょ!」って上げてくれる、スーちゃんみたいな人たちに勇気をもらっています。これからもずっと一緒にいてほしい。

●どれほど転んでもまた立ち直ればいい

スー:私のように、捨てるのが苦手な人間は、なるべく家の中にものを入れないようにした方がいい。そして、ものと同じように、中年になったら、余計な感情も自分のなかに入れないことが大事だと思っています。簡単に混ざっちゃって自分の気持ちがわからなくなるから。そのために、私は、一定量のひとりの時間は必ず確保するようにしています。

堀井:今までイヤなこともたくさん見てきたし、これからもそういうことはあるんだろうけど…。最近は、余計な感情が混ざらないよう「これは苦手」「これはダメかも」と思うところには近寄らないようにしていますね。

スー:さっ、さっ、と身軽にかわすのがうまいよね。

堀井:残り少ない人生、なるべく機嫌よく生きていきたいですからね。

スー:結局、どれほど転んでも、また立ち直ればいいんです。きついことやイヤなことは乗り越えた分だけ、自信につながる。たとえ荒波がきても、この先もっと強くなれる! と信じていたら、乗り越えられるんじゃないかな。

これからは「捨てる」「手放す」でもっと身軽に!』では、対照的なおふたりの「捨て活」について、さらに、住まいだけではなく心にも、余計なものをためないための心がけについてお話しいただきました。ぜひチェックしてみてください。

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