健康的な生活を送るためには、バランスのよい食事を意識したいもの。体の内側だけでなく、外側も若々しさをキープするために気をつけたいことを、料理家の牛尾理恵さんに伺いました。

老けない食事は高タンパク・低脂質!

ビフォアフ
体型が変わり始めた39歳でダイエットを決意し、8か月で-10kg達成したという牛尾さん。(左)約12年前(右)現在は49 歳ながら体脂肪率18%BMI21
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引き締まったボディラインと、ツヤツヤな肌が健康的な牛尾さん。約10年前から筋トレと食事管理を徹底し、現在も若々しい立ち姿です。

「体づくりは食事が8割。意識して脂質を減らし、良質なタンパク質をとるようにしています。とくにタンパク質は筋肉だけでなく肌や髪、爪、内臓など体すべてをつくる栄養素。不足すると筋力が落ち、肌のハリもダウン。体の中から老化してしまいます」

健康的な食事と運動を続けたことで、気持ちも前向きになったそう。ビタミン豊富な野菜や発酵食品も上手に取り入れた、牛尾さんの献立ルールとは?

牛尾さん流・老けない献立の考え方

高タンパク・低脂質で老けない!

老けない献立の考え方を教えてもらいました。

●1:3食で60g以上のタンパク質をバランスよくとる

1日に必要なタンパク質は最低でも体重1kg当たり1g。牛尾さんは1食25~30g摂取することを意識づけているそう。一気には吸収できないため、3食で分けて。

●2:主食は迷ったら茶色い方を選ぶ

パンなら食パンよりライ麦パンの方がミネラルや食物繊維が豊富。ご飯は白米より玄米の方がビタミンBやカルシウムが多く含まれるので、積極的に選ぶとGOOD。

●3:理想の献立は旅館の朝食をイメージして

考えるのが難しければ、旅館の朝食をイメージしてみると低脂質・高タンパク質な献立が完成。小魚などのカルシウムや、みそなどの発酵食品があると、栄養価もアップ。

●4:続けるのが大変なルールは決めない

「たまには白いご飯でお刺身を食べたい日もある」と牛尾さん。人との会食では、とくに制限を設けず楽しむようにしているとか。無理よりも継続を大切にして。

現在発売中のESSE11月号では、牛尾さんの1週間に密着してリアルな献立も紹介しています。そのほかにも、老けない人の生活習慣やクローゼットづくり、ストレッチなど、イキイキとした毎日を送るヒントがたくさんです。ぜひチェックしてみてくださいね!

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