限られた床面積を有効に使おうとすると、悩むのは洗面所と脱衣所の間取り。2年前に平屋の家を建てた日刊住まいライターは、スペースを取りますが、洗面所を独立させ脱衣所と別にしました。実際に暮らし始めてみると、来客時に脱衣所を見られない、ほかの家族が入浴中にも洗面所を気にせず使える、湿気が気にならないなど、多くのメリットを感じ満足しています。
すべての画像を見る(全10枚)リビングの近くに独立した洗面所を設置
わが家は10歳、7歳、4歳、2歳の子どもと夫婦ふたりの6人家族。約2年前に中庭のある平屋の家を建てました。
以前住んでいた家は、洗面所と脱衣所が一緒の間取りでした。ですから、来客が洗面所を使うときは、脱衣所が目に入ってしまいます。人が来るたびにこれから洗う洗濯物を、見えないところに片づけたり、生活感が出がちなものをしまったり…。それがとてもストレスでした。
そこで新しい家では、人を通しても大丈夫な、独立した洗面所を希望。脱衣所と分けることにしたのです。
でき上った家の洗面所は、リビングから出てすぐ近く。玄関からの動線もいいので、帰宅後もすぐに手を洗いに行けます。ちなみに洗面所の広さは、約2畳です。
完全に独立させた理由は、ほかにもあります。それは子どもが年頃になったときに、ちゃんと分かれていた方がいいと思ったからです。家族の人数が多いわが家は、だれかが脱衣所にいるときに、洗面所が使えないのはかなり不便なことです。
普段洗面台の上に置いてあるものは、歯ブラシ類とハンドソープ。そのほかのものはすべて収納スペースに入れてあるので、来客時に片づけせずに、サッと手を洗ってもらえます。